
先日、ラインのメッセージを読まれた方から、貴重な情報をいただきました。
2020年(令和2年)12月13日の「日経新聞」に、ドイツ兵と第九の話が載っていたそうで、その新聞記事を大切にとっておられました。
ドイツ兵捕虜たちの楽団が久留米でリハーサルをしている写真、
演奏に耳を傾ける久留米高等女学校(現在は明善高校)の生徒たちの写真など、貴重な写真が、新聞の全面2ページにわたって掲載されていました。
徳島県鳴門市の収容所内で、アジア初の第九演奏がされてから一年半後、
一般市民が初めて聴いたのが、久留米の第九の演奏会でした。
苦難の生涯を乗り越えたベートーヴェンに思いを馳せながら、コロナ禍をいつか克服し、皆で「歓喜の歌」を歌える日を願いますという記事でした。
今では歳末の風物詩となっている第九に、ドイツ兵捕虜と久留米市民の物語があったとは驚きですね。
さて、2月28日の講演会が近づいてきました。
今回は特に、ドイツ兵が久留米のゴム産業に与えた功績に焦点を当てて語っていただきます。
久留米の宝を磨く、その取り組みの輪に、ご参画いただけますと幸いです。
演題「ドイツ軍捕虜と久留米のゴム3社」
講師 草場武司
(久留米市観光ボランティアガイドの会 元会長)
日時 2月28日(火)
18:00開場 18:15開演
19:45終了予定
会場 久留米シティプラザ
5階会議室
会費 無料
(40分の講演の後、質疑応答の時間をたっぷりとっています。)