
このたび末次しんいち後援会で、以下のように講演会を企画しました。久留米の宝を磨く、その取り組みの輪に、ご参画いただけますと幸いです。
演題「ドイツ軍捕虜と久留米のゴム3社」
講師 草場武司(久留米市観光ボランティアガイドの会 元会長)
日時 2月28日(火)18:00 開場 18:15 開演 19:45 終了
会場 久留米シティプラザ 5階会議室
会費 無料
(40分の講演の後、質疑応答の時間をたっぷりとっています。)
参考資料
草場氏のインタビュー記事
知られざる「ドイツ兵久留米俘虜収容所」の歴史を伝える
ドイツ兵俘虜収容所の記憶(2022年12月27日)
約100年前の大正時代のことです。
第一次世界大戦で捕虜となった1300人のドイツ兵が、久留米に収容されていたことを知っていますか?
国内最大の収容所が久留米にあったのです。
敗者に情けをかける武士道精神からか、捕虜は人道的に待遇されました。
遠足やスポーツ大会、演奏会など、久留米市民とも様々な交流の機会があったようです。
年末恒例のベートベンの第九が、市民に向けて収容所の外で日本で初めて演奏されたのは、このとき久留米高等女学校(現在は明善高校)での、ドイツ兵たちの演奏でした。
収容所生活を終えても久留米に残ったドイツ兵もいて、技術者としてブリヂストンやムーンスターなどのゴム産業の発展に大きく貢献しています。
まだまだ知らないことが多いですね。
久留米の宝を見出し、みがいていきましょう。
上記の記事に対して、こんなご意見をいただきました(2023年2月2日)
〜〜〜
100年前、久留米に1000人以上のドイツ兵の捕虜がいたこと、そしてその収容所運営が日本の誇りであること、これを次世代に伝えなければならないと思います。
私たちは、家族、友人、職場、と広がる横の糸の繋がりの中で生きていますが、先祖から両親、私たち、そして子供、孫へとつながる縦の糸(歴史)を忘れがちです。
素晴らしい先人たちがおられ、素晴らしい歴史があったことを知る、それこそが、若者含め皆んなが町づくりに積極的に参加する原動力になるのではないでしょうか?
〜〜〜
ありがとうございました。
ドイツ兵俘虜収容所は日本に数カ所ありました。
徳島県の鳴門が有名で、映画にもなりました。世界遺産登録を目指す話もあります。日本の各地と力を合わせ、久留米も共に登録できれば素晴らしいことです。
以下参考資料です。
久留米市役所のホームページ